-
2015.10.15
骨粗しょう症と歯周病
お疲れ様です!小岩にある歯医者さん 新井歯科の藤江です。
今日は、骨粗しょう症と歯周病の関係について説明します。
骨粗鬆症は様々な全身的要因により骨吸収が骨形成を上回ると発症します。
歯周病菌が産生するLPS(リポ多糖)は、骨形成を促進するOPG(オステオプロテゲリン)を抑制し、骨吸収に関与するRANKLの発現を上昇させます。
歯槽骨を維持するためには、これまでの殺菌治療に加え、RANKLの発現を抑制し、OPG分泌を亢進するような薬剤の使用が大切であると結論付けられました。