インタビュー(院長 新井伸治)

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子どもが、将来成人になった時に健康な体を作ってあげたい。
そういう治療を僕はしたい。

新井伸治(あらいしんじ)
おかげさまで20週年/20周年を迎え(院長より)

先に衛生士さん2人にインタビューさせていただいたんですが、2人とも「勉強熱心だ」と全く同じ事を言っていました。

そうですか。
休み、無いですねえ。
木曜日と日曜日が休みですが、日曜はセミナーに行ってますね。
木曜は趣味をしていることが多いですね。

釣りが趣味だと伺いましたが、海釣りですか?川釣りですか?
海ですね。
千葉だと一時間半くらいでいけますので。船釣りをします。
内房外房どちらも行きます。
その時の美味しいもの、自分が食べたいものを釣ってきます。
自分でさばく?
かみさんじゃなくて、僕がやっています。そうじゃないと料理してくれません。(笑)
先生って、どんなお子さんでしたか?
小児喘息(ぜんそく)だったんです。「元気な子ども」って言うよりも「病弱な子ども」でしたね。
今みたいにいい薬がなかったので、小学校の頃は3分の1くらい入退院していました。
勉強とかって、どうしていたんですか?
勉強なんてできないですよ。あ、そこそこやってましたけど、そんなに出来る人間じゃないし、普通くらいですかね。
でも、ぜんそくの割には、走ったりするのが結構好きでした。
「走っちゃダメ」とか言われませんでした?
その頃はそうですね。今は逆で「スイミングをやるといい」とか言われますが、僕は学校のプールは入れませんでしたね。だから泳げないで小学校は終わりました。
そういう子供時代があって、歯科医になられたわけですので、どうして歯医者さんを目指したんですか?

そういうこともあったんで、母親と話していた時に「とにかく人のためになることをやりなさい」と言われ続けたので、自分もそういうことしたいと思っていました。
高校3年生の夏、みんな進路を決めているのに自分だけ決まっていなかったんです。
ただ漠然と「大学に行く」、行って卒業して「就職する」っていうのが、イヤだったんですよ。
目的がある状態で、大学に行きたかったんです。
高3の夏以降にどうしようかって話になった時、おふくろが「伸治は歯医者がいいんじゃない?」と。
医療系には気持ちがあったところに、そういう話が出たんです。
小さい時から手が器用だったんですね。美術や図工はいつもトップクラス、通信簿で言うと「5」をもらっていたので(笑)。それがキッカケですね
よく見ているんですね、母親は。
ちょうどその頃、母親が歯医者に行っていたってのもあると思いますが。

お父様が歯科医師だったのでは、ないのですね?
実家は蕎麦屋なんです。「やぶそば」って、バス停で言うと2個先ですね。神田の「やぶそば」系です。
親の仕事とは畑違いです(笑)僕は次男なんで、他の仕事をするつもりではいたんですね。
日本蕎麦屋って、朝早いんですよ。
おつゆを作ったりとかで朝4時頃から仕事なんですね。
夜終わって片付けて、木曜だけが休み。
忙しかったので、小さい時からよく手伝いをしていたんですね。
その当時は「こんな忙しい仕事いやだ」と思っていたのですが、今、僕の方が忙しいかも。(笑)
そんなこんなで猛勉強して。
高校の担任の先生が言っていた事を、今でも覚えているんです。
僕らが入る頃は、歯学部は難しかったので「3年くらい浪人しないと入れないぞ」って言われたんです。
中学高校は勉強したんで、そこそこ成績が良かった。
「お前ならコレくらいの大学行けるんだから、行けばいいのに」って言われたんですが、さっきも言ったように、目的がなくて大学に行きたくなかったんです。
担任の先生は「もったいないな」みたいな言い方していましたね。
それが悔しかったのも、ありましたね。
それが逆にパワーになったんですね。
おかげさまで1浪で済みました。(笑)
中学高校は、喘息は大丈夫だったんですか?
中1の夏休みに入院したんですが、それ以降はそんなに行かなくなりました。
「体が出来てきて気管支が強くなってくると、だんだん治ってくるよ」って言われてたんです。運動もソコソコできるようになりました。
どんな学生時代でしたか?
中学高校はバスケ部やってました。
大学は、合気道部やってました。
身体動かすの好きだったので、スキーもよく行ってました。
ちょうど「私をスキーに連れてって」世代ですね。
3回くらい映画見ましたね。(笑)あんな女の子がいたらいいなあって。
夏は海に行って、ウインドサーフィンやって真っ黒になっていました。
冬でも真っ黒。小学校の頃と比べると、考えられないくらい運動するようになりました。
晴れて卒業されて・・・。
国家試験受かって、日本大学の「歯周病学講座」ってところに3年半くらい残りました。
今でこそ歯周病が注目されていますが、その当時、30年くらい前は補綴(ほてつ)ばっかりだったんですよ。修復とか入れ歯とか。
その頃は「歯周病を治療する」って概念があまりなかったんですね。
でも、「これからは歯周病が絶対大切で、歯周病の治療をしなかったら、その上に入る歯も持たない」と思っていたので「歯周病の治療ができなきゃ、ダメだ」と思い込んでしました。
その当時「歯周外科手術」って治療は大学でしか学べなかったので、歯周科に残って学ばせてもらえました。
それが、今の自分の一本のラインになっている。
ちゃんと、突き通っている感じですね。
その後、亀戸の小泉先生のところで勤めさせてもらいました。
そのとき将来的には開業をしようと思っていたので、開業のことを学んだり、子どもを診る事を学ばせていただきました。
その後、地元開業しました。
開業時は、親の関係で、『○○の息子さん』的な感じでしたが、今の患者さんはほとんど知りませんネ。
どういうキッカケで患者さんが来ますか?
最近は口コミで来てくれます。特にお子さんは、お母さんの間での評判ですね。
あとは、インターネットを見てきていただいている。
土曜は家族連れが多いと、衛生士さんから聞きましたが。
そうですね。苗字は違うけど、実は聞くとあの子のおばあちゃんだったとか。
4代で来てくれている方もいますね。
その辺りは、受付のほうが良く知っています。
昔は地元だけですが、今は広がって関東近郊からもきてくれます。
珍しかったのが、インターネットで見て、台湾から飛行機で来てくださった日本人の方がいらっしゃったことです。
「歯周病の治療」にですか?
そうです。ありがたかったです。
30年間診療していて、そこは崩さないラインですね、自分の中で。
患者さんに、どんなことを知っておいてほしいですか?

よく言えば全部知っておいてほしい(笑)。
歯周病治療に関しては自信を持ってやっていて、スタッフもそこを中心にやっています。
歯周病が問題の方は、補綴(ほてつ:詰め物)や噛み合わせに問題がある方も多いんです。
最近は、新聞やニュースで歯周病自体が全身疾患に及ぼす影響がものすごく大きいと報道されていますね。
歯周病の治療によって、カラダも健康にしたい。
「全身歯整(しせい)治療」という言葉を作ってやっているんですが。
「商品登録したい」と最近思っているんですが(笑)
歯医者だからって「歯」だけではなく「全身」の管理をしていきましょう!ということですね。
銀歯の材料の金属、パラジウムやアルマガムを除去すると身体が楽になる方って結構いるんですよ。

どういうメカニズムなんですか?

金属そのものや、金属の電流が影響しているんですね。
体は弱い電気が流れることで動いているように、微弱の電流は人間の体に影響を与えるんです。
金属(銀歯)を外す前と外した後で、体の柔らかさが違うんですね。
外した金属を手に持つと、カラダが硬くなる。
僕は、中国医学も勉強したのですが、「気」ってありますよね?
その金属は、カラダに影響を及ぼして「気」の流れを悪くすると思うんです。
問題のある金属を外すと、身体が柔らかくなってくるんです。
患者さんが実感できるんですね。
「身体が柔らかくなる」ということは、「血流が良く」なり「免疫力が上がる」という事です。

「銀歯」は「異物」ですもんね。
そうそうそう。敏感な方は、良く分かります。
女性のアトピーがあった方が、金属を外したら良くなりました。
「これが一番問題だろう」と思った右下のパラジウムを外したらカラダがフニャフニャ。呼吸も楽になるんですよ。息苦しかったのが楽になったとおっしゃってました。
え~!?
その方は敏感な方なので、治療後から呼吸が楽でびっくりしていますって言ってました。
その方は、金属を全部外して体に合うものにしたら、体も楽になり、すごく喜んでくれました。
噛み合わせもチェックして治しました。
矯正をやる子ども達に、今やっているのは「顎顔面(がくがんめん)矯正」って言って、上顎(じょうがく:うわあご)を物理的に矯正して開く方法です。
無呼吸症候群の成人の方は、上顎骨が狭窄(きょうさく:すぼまって狭いこと)して鼻腔が閉鎖しているので、手術で上あごを割って鼻腔を広げることがあります。


そうすると鼻呼吸が出来るようになり、無呼吸症候群が改善されます。
子どもは生理的に、本能的に寝ている間も呼吸しやすいように体を動かすんですね。
なので、無呼吸症候群だったり、その予備軍であってもわかりづらい。
「子どもで矯正」をやって「今まで耳鼻科に通っていたのが、今年は行かなくて済むようになりました」って子、結構いますよ。
子どもでも鼻閉(びへい)の人って多いですね。
「顎顔面矯正」をやって「今まで耳鼻科に通っていたのが、今年は行かなくて済むようになりました」って子、結構いますよ。

こないだの読売新聞に、子供の無呼吸症候群が載っていましたね。
「じゃ、どうゆう治療をするの?」という一例で、当院と同じ症例が載っていました。
我々は歯並び・噛み合わせを治すために「顎顔面矯正」が必要だと言ってますが、それに付随して「口呼吸を改善して健康体になりましょう」ということです。
論文的には「鼻閉も治りました」ていうのが結構いっぱいあるんですけど。

「顎顔面矯正」は、器具をつけっぱなしなんですね。期間はどれくらい掛るのですか?
上あごが開くのが1ヶ月半くらい、骨の再生を待つのに半年くらい。
6~8ヶ月ですよね。
先生のところでなさっている?
2年前からやっています。
お子さんが患者さん?
小学生のお子さんが多いですね。
どういう主訴の患者さんが「顎顔面矯正」をするのですか?
ウチは歯医者なんで「歯並びを治したい」ってくるんですけど、その手法の「1つ」ですよね。
あと、ウチには「鼻腔通気度計」ってのがあるんです。
数値で「重度鼻閉(びへい)」とか「軽度鼻閉」ってのがわかるんです。
「顎顔面矯正」にて上あごを拡大すると、ほとんどの子が改善されます。
「鼻閉(びへい)」って言葉、初めて聞きました。
終わった後「こういう記録を取ってるんだけど、変わったでしょ?」と見せると「ああ!なるほど」「へえ!」となる訳です。
感覚だと、わかんないでしょう?
「見える化、数値化」って大事すよね。
お母さんにちゃんと伝えたかったから、ちょっと高かったんだけど買いました。
酸素が頭にいっぱい行くって事ですもんね。頭も冴える?
そうそうそう。
寝ているのに「良い睡眠」ができないんですよ、無呼吸症候群の子どもたちは。
だから朝起きられない、起きてもボーっとしている、授業中もボーっとしている。
こないだの新聞には「頭も良くなる、成績がよくなる」って書いてありましたよ。
血中の酸素量、「SPO2」を測るんですね
SPO2(※1)が通常は酸素量が95%以上なんですが、夜中下がるんですね、寝ている間。
子どもの矯正について悩んでいる人は多いと思います。どの歯医者さんのホームページも自分の儲けばかり考えるように見えて、どこを選んでいいのかわからないのですが、どうしたらいいんでしょう?
矯正は、歯を「抜く流派」と「抜かない流派」があるんです。
ウチは抜かないタイプですが、抜くのが必ずしも悪いと思いません。
お母さんたちがある程度お話を聞いて、納得してやるしか僕はないと思います。
話を聞きに行く?
そうそうそう。
矯正をすることによって、カラダを健康にしたいのが僕のポリシーなんで。歯並びがキレイになるのは当たり前です。
子どもが、将来成人になった時に健康な体を作ってあげたい。そういう治療を僕はしたい。
よく聞いて、選択した方がいいと思います。
成長過程である子どものうちにやったほうが、僕はいいと思います。
どんな歯医者さんを目指しています?

口腔内が健康になるのは僕達の仕事なので、当たり前。
繋がって「健康な体」を作ってあげたいんです。
成人になった時に全身疾患のリスクを下げたり、全身の健康管理までできることを目標にしたいです。
そのために、健診にちゃんと来て頂きたいのです。
お医者さんって、風邪なら1回行って薬もらって終わりなんですが、僕らは違うんです。
小さい頃から来ていた方が、成人になって来ていたりします。
ある意味、一生診ているんです。
例えば、「大学どこいくの?」って話をしたら「悩んでいるんです」と返ってくる。そんな話になれば、アドバイスが出来たりしますし。

歯科こそ、色んな意味でケアできる場所だと思っていますけど。

(インタビュー:2015/6/2)

(※1)SpO2は、S:Satulation(飽和度)、p:pulse(脈拍)、O2:Oxygen(酸素)の略です。

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